知多在住の税理士Iさん
Iさんは、昔、私と一緒の会計事務所で働いていました。
途中で会計事務所を別々の事務所に移り、Iさんも移った先の事務所で頑張り、昨年、独立されました。
このコロナ渦でも、Iさんは頑張り屋さんで、順調に仕事が増えているとのことです。持ちビルまでも購入してい待ったとのことです。
この時代に素晴らしいことだと思います。
その中で、相続税の申告をお客様から、是非、I先生にしてほしいとのご依頼を受けたそうです。
これから、年末調整、確定申告と忙しい中、不動産の評価について教えてほしいとのとこでやってきました。(教えるなんておこがましいのですが・・・)
見せてもらうと、確かに知多のお土地ですが非常に広大で形もアメーバの様、アパートや借家や自宅や畑や子の自宅など入り乱れてどのように分けてらいいのか、評価したらいいのかと悩んでおられました。
名古屋市とは違い、アメーバの様な形。坪単価は、比較的安いものの広大すぎるので、評価額は高くなります。
私なりにアドバイスさせていただき、確かに大変ですが、実は私が一番感じたのは事前対策が何も行われていないことです。
昔からの地主で、ただ同然の土地が近隣が開発され、所有されている自宅の評価が勝手に上がってしまい。それでも、手元の預貯金は不動産に比べ金額が少なく、納税資金が足りない状態。延納を選択せざるを得ない状態です。
納税資金がない為、一次相続では亡くなられたご主人様の奥様にすべて相続させ、一旦はほぼ無税で奥様に移し、将来的に、不動産の一部を売却して納税資金にあてる予定だとのことです。
お客様が、税理士と顧問契約をしていなかったと場合、
税理士は基本的に相続税の申告は、相続が発生した後に係ることになります。
一次相続で奥様にほぼ無税で相続してもらえば、一旦は何事もないかもしれませんが、近いうちにやってくる二次相続ではさらに、税率がアップし納税負担は高いものとなります。とはいえ、この代に移せば相続税が発生し、相続税を延納することで、利息が発生する。急いで不動産を売却すると足元を見られ安く買いたたかれてしますかもしれません。古いアパートはゆくゆくは誰が管理をしていくの? 家賃がたまれば、また相続税の対象の財産が増えてしまう。
早めの対策ができればどんなにいいことか・・・・
皆さんは早めの対策をしていきましょう。