2021/01/12
お金は「稼ぎ方」より「使い方」②
お金の稼ぎ方が大事なように、それと同時に使い方も大事です。
相続の仕事に携わると、お金を残して亡くなられる方が多いことがわかります。
当然、いつ亡くなるのかわからないので、多く老後の資金に貯めておかなければいけないのはわかります。
但し、自分の生活費や遊興費、介護施設、医療費など想定する金額をざっくりと出すことは、可能で、計算してみると、総財産から見ると、それほどまでに必要ではないのです。
年齢を重ねていけばいくほど、ほしいものは少なくなり、感動も薄れてきます。
冨の象徴であるお金も若いころはあれほど輝いていたものが、色あせてきます。
あなたの買い物が、もし、値札も見ないで購入することができる立ち位置に立たれているのであれば、それ以上、お金からエキサイティングなことは得ることはできないかもしれません。
あなたが値札も見ずに買えるということは、財産が10億円だろうと、100億円だろうと障害に使えるお金の金額は同じであり、それほど価値のあるものでなくなってしまっている証拠です。
あなたの余剰資金はいったいどうすればいいのでしょうか?
得てしてそのような方はお金の使い方が苦手な傾向にあるはずです。
一心不乱で、無駄なお金を使わず、人生を頑張って生き抜いてきたのではないでしょうか?
これからの人生は「自分の人生」と「受け継ぐものの人生」のためにお金をどう使うべきか、真剣に検討すべきです。
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