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コラム

老後の生活費はいくらあれば十分?!

老後の生活は一体いくら必要になるのでしょうか?

生活費・・・

生命保険文化センターによる意識調査(令和元年度)により、老後の生活を夫婦2人で暮らした場合、最低日常生活費は月額で平均22.1万となっています。

現役時代、裕福か否かによって金額は変わってくると思いますが、お二人とも同じ年齢で65歳でリタイアするものとした場合、平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳(令和2年)であれば、男性の余命は16.64年 女性の余命は22.74年あります。

その間の生活費を試算していきます。

きりがないので、男性が亡くなられるまでのお二人に必要な生活費を考えます。

病気や介護にならないとして最低でも必要と考えられる金額が16.64年×12ケ月×22.1万円=44,129,280円必要になります。

そこから、年金を引きます。

国民年金のみの場合「平均支給月額は約5万5,000円」

16.64年×12ケ月×5.5万円=10,982,400円

厚生年金(国民年金分含む)の場合「男性の平均支給額が約16万6,000円」

16.64年×12ケ月×16.6万円=33,146,880円

つまり、

国民年金のみの方は65歳でリタイアし、81.64歳まで生きた場合、お二人で33,146,880円を預貯金や保険で積み立てておかなければいけません。

厚生年金(国民年金含む)の方は65歳でリタイアし、81.64歳まで生きた場合、お二人で10,982,400円を預貯金や保険で積み立てておかなければいけません。

100年時代なので、もっといるのではないかという話はありますが、個人的にはマスコミや野党政治家のミスリードだと思っています。それを言い出すと110年時代、120年時代ときりがありません。蓄えはあるに越したことはありませんが、言い出すと十分な貯えを考えられなくなります。

そして、これも生命保険文化センターの意識調査です。

最低日常生活費以外に必要と考える金額は平均14.0万円必要であるとのことです。

16.64年×12ケ月×14万円=27,955,200円を上記の金額にプラスアルファして必要と答えています。

65歳になった時、これだけの現金、預金、保険、株、不動産をお持ちであれば、裕福に暮らせるに十分だということになります。

皆さんは如何でしょうか?

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