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コラム

不動産の今後のお話・・・

土地と言えば、昔は資産家の象徴のようなイメージがありますが、「今後はそうはいきませんよ!」というお話です

高度経済成長とともに不動産の価格は上昇し、土地神話なるものまで誕生しましたが、そこからいわゆるバブルが崩壊し、今では再度、オリンピック・リニアの影響から土地の価格が一部で上昇局面を迎えています。全体的なことを言えば、これからは間違いなく下降していきます。なぜならば、土地の価格も需要と供給のバランスによって決まるからです。一つ一つご説明しますと、「人」が需要で、「土地」が供給になります。
「人」の需要・・・日本の人口は下降の局面に既に減り始めつつありますが、問題なのは年齢別に考えた場合、1990年代から高齢化の影響で人口が増加している一方で、少子化の影響ですでに14歳以下の子供が、終戦間近よりも人口がずいぶん前から減少していることです。(日本の将来人口推計、総務省統計局より)
実は若い世代が重要でこれから住宅が必要となる世代の人口が極端に減っており、今の親世代は住宅を必要とせず、需要は間違いなく落ちてきています。
「土地」の供給・・・次に土地は減りも増えもしないかと皆さんは思われるかと思いますが、実は増えていたのです。それは高層マンションという形で・・・
駅近、都心部などにタワーマンションや高層ビルがどんどん建ち始め、正確には土地でなく空間になりますが、土地も増えているのです。
そこで、何が起こるのか・・・「土地」の資産性が減少してしまう結果になります。
正確には土地にもはっきりと「勝ち」「負け」が出てきています。現在それは郊外からすでにすごい勢いで起きているのです。名古屋や名古屋近郊であれば、地価の下落はピンとしにくいのですが、郊外は全くと言っていいほど需要がないのです。郊外で駅もないところは新しく家を建てようとか、今後、住もうということが少ないのです。人口減少はすでに深刻です。現実に駅近でない土地は価格がつかず、野放しになっているところは少なくありません。

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