2019/11/15
相続後3カ月以内にしなければいけない事。

相続の発生後、3カ月以内にしなければいけないこと
正確には自分が相続人であることを知ってから3ケ月以内にしなければいけないことは
相続財産を放棄するのか?単純承認するのか?限定承認するのか?です。
3ケ月以内なんてあっという間ですが、その間になくなった方の財産を把握しなければいけません。ある程度プラスの財産が多いのかマイナスの財産が多いのかの話が初めにあれば問題ありませんが、疎遠で借金の話が在る方は注意が必要です。
相続するのか?放棄するのか?それ以外に限定承認という方法があります。
限定承認とはプラスの財産とマイナスの財産を合わせてマイナスの財産が上回るようであれば、マイナスの財産は相続しないという便利な相続の仕方ですが、現実には行われているケースは少ないようです。
なぜならば、家庭裁判所に申し立てたり、債権者に官報により公示したり、金額も掛かりたいへんですので、債務超過をしているかどうかわからない場合だったり、借り入れを受け入れても相続したい財産がある時のように限定したものだと思います。
マイナスの財産がある場合は慌てることのないように、しっかり、終活ノートや遺言書に書き記してあげるのがいいと思います。
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