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コラム

ある時、急に相続人になったら・・・

ある時、急に相続人になったら・・・

『ある朝、郵便ポストを開いてみると、区役所から手紙があなたのところにやってきました。

開いてみると固定資産税の納付書が届いていました。あなたに届いた納付書は、あなたが知らない不動産の固定資産税の納付書でした。

役所に問い合わせて調べてみると、あなたの亡くなった父親の兄貴が所有していた不動産の固定資産税で、父親の兄貴は子供もいなくて生涯独身貴族だったということで、あなたが相続人になったのでした。役所が固定資産税を払う方を探して、相続人であるあなたのところに納付書が届いたということでした。

調べてみると、不動産は一等地であり路線価が高いエリアで、実勢価格で総額1億円はくだらないようです。棚から牡丹餅とばかりに、売却してお金が入ったら、BMWでも買おうかなとばかりに残りの相続人全員をしらべることにしました。

調べてから5ケ月後に相続人は全員で5人ということがわかり、共有で不動産を所有して、後は不動産業者さんに売却するタイミングを見計らっているという状態です。

そこで一通の手紙が届きました。父の兄貴の借金が1億5千万円があり、相続人であるあなたに支払えと言ってきたのです。放棄をしようと思いましたが、相続があることを知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所で手続きをしない事には放棄手続きができず、借金を相続する羽目になりました。』

突然の降ってきたような話ですが、核家族化が進んだ現代ではよくある話だと思います。親族同士でコミュニケーションを図っていれば、防げる問題ですが、よくわからない被相続人の財産はしっかり調査することが望まれます。信用情報機関での借金の確認です。

相続人であれば、

全国銀行個人信用情報センター 

株式会社CIC

株式会社日本信用情報機構(JICC)

などで確認することができます。

急に相続人になったのであれば、家族構成図の作成、財産一覧を作成をしなければいけません。昨今では不動産と言えど、売却できない、固定資産税だけ払うような誰もがいらない負債のような土地も増えてきています。

しっかり調べて、放棄をするかしないかを見極める必要があります。

 

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