売り急ぎで、不動産を安く売却しない方法
相続税は相続発生後、10カ月以内に原則、現金にて支払わなければいけません。相続財産に現金が少ない場合、納税資金として確保できなければ、不動産を売却して売らなければいけなくなる場合が多々あります。しかし、納税資金確保のため不動産を売却しようとしても、納税期間までに売却できるのかわからりません。
ご自宅の売却資金で老人ホームの入居費用を捻出したくてもいつ売れるかわからず、入居したいのにタイミングが合わない・・・
そのような売り急ぎの場合には不動産の買取業者さんがいますが、買取業者さんは購入した不動産を転売することが目的であるため、市場価格の6割、7割程度の価格でしか買い取りません。
せっかくの資産を安い値段で売却するのはもったいない、資産が6割7割と目減りしたくないと思われた方には、不動産売却つなぎローンがあります。
紹介させていただいているのは三井住友トラストローン&ファイナンスの商品です。
金利は2.9%~5.9%とありますが、1年以内の売却を想定して、実質、手数料などを含めると15%以下とありますので、トータルで考えると安くはないのですが、買取業者さんに買い取ってもらうより有利と言えるでしょう。
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