見守り契約
見守り契約とは定期的な安否の確認を行う契約です。
1人暮らしなどの高齢者との間で契約を結ぶことで、定期的な連絡をして意思疎通をすることにより、地域社会で安心して暮せることができるように見守ることを目的です。
子供がいても、当にできない、駆け付けられない、独り身である場合に検討してみてはいかがでしょうか?
個人などに頼むのであればトラブルを防ぐためにしっかりと公証役場にて契約をすべきです。
具体的には美濃加茂公証役場にサンプルがありますが、月に一回の訪問と電話連絡そして消費者トラブルに巻き込まれた場合や介護福祉サービスが必要になった場合の各関係機関への連絡などです。
万が一認知症になってしまった場合を加味して財産管理をしていただくための任意後見契約とセットで公正証書を作成しておくべきでしょう。
こちらのサンプルでは月に2万円の報酬とあります。
また、企業なども見守りサービスを提供しています。
例えば日本郵便の見守りサービスを見てみます
みまもり訪問サービス ・・・・月に1回の訪問とご家族への報告で月に2,500円
みまもり電話サービス ・・・・毎日の自動音声で連絡(ご家族へは体調確認の回答内容メールで報告で月に1,070円(固定電話))
駆けつけサービス ご家族の要請により警備会社が訪問します・・・・月に上記プラス880円+駆けつけ時5,500円
公正証書ではちょっと・・・という方には気軽にスタートできるのでいいかもしれません。
また、自治体も見守りサービスを提供しています
名古屋市 あんしん電話・・・対象者が65歳以上の慢性疾患をお持ちの一人暮らしの方など条件はありますが、年4回のコールセンターからの連絡と緊急通報装置の貸与により、緊急時には看護師等が常駐するコールセンターへ。「相談」ボタンを押すことにより24時間365日相談をすることができます。所得に応じて機器の使用料があります。
見守り契約もさまざまです。ご自身の状態などを加味して選択をしていただければと思います。
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