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コラム

不動産の整理~ご自宅の売却は生前が得か?亡くなってからが得か?⑤~

少し箸休め的な話になりますが、今後、長期的に見て不動産の価格は上がるのか?下がるのか?

といった話です。

今まで、価格は需要と供給のバランスにより成り立つので、人口が減少すれば必ず不動産の価格は安くなるというお話をさせていただきました。

但し、昨今のコロナ禍による金融政策により、もう一つの考えも考慮に入れるべきでは?

と思うようになったのでその話を一つ。

単純に日本銀行券を日銀が刷れば、例えば今まで流通していた1万円が約200億枚だったのに300億枚になったとしたら、日本銀行券の価値が下がります。つまりは物の価値が上がります。インフレーションと言われるものです。今まで100円で買えたキャベツが200円になるということ。100万円で買えた車が200万円になるということです。

日本銀行もインフレを恐れて、流通量をコントロールしています。白川総裁だった時、リーマンショックにより諸外国が流通量を増やしていた時に日本だけ流通量を増やさなかったために結果的に景気回復が遅れてしまいました。そこまでにインフレを恐れていたにもかかわらず、現在ではコロナ禍によりお金をじゃぶじゃぶ刷っています。

それで、何がおこるのか・・・

市場にはお金が溢れ、コロナ禍にも関わらず株価が上がっています。

次に来るのはインフレではないだろうかということです。

(MMT(モダンマネーセオリー)では、基軸通貨である日本銀行券は破綻しにくいと言ってますので、私もその意見に賛成です)

つまり、現在1000万円の市場価格のご自宅が、しばらくするとインフレにより例えば1500万円になっているかもしれないという話です。

現に機械式の高級と言われている時計などが値上がりしています。お金の価値が相対的に下がっているので、ものの価値が上がっているというわけです。

コロナ禍によるインフレがどう出るのかわかりませんが、注視が必要ですね。

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