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コラム

2023/07/07

2023年の路線価発表 ~路線価2年連続で上昇~

今週、路線価が発表されました。

路線価の全国平均は、コロナ禍により、2021年だけ下降しましたが、2022年、2023年と2年連続で地価は上昇しています。

2012年のデータから2021年以外は右肩上がりです。

2012年から、アベノミクス、黒田総裁のゼロ金利政策と不動産にお金が流れ、上昇していきました。

それでも、将来的に人口が減少するため、土地の一人当たりの面積は増え、価格は減少していくはずです。

実際、体感的にもいらない土地が増え、負動産として、ババ抜きのように押し付けている現状 があります。

全国平均では、何故、右肩で上昇しているのでしょうか?

個人的感想になりますが、短期的には、コロナにより政府がお金を配ったことにより、一時的にお金が流通しています。

その結果、コロナ融資、雇用調整助成金など、収入は減らず、職を失わず、高級腕時計や高級車の価格の価格が上昇し、

住宅を購入する人々が増加し、価格は上昇し続けました。

住宅が何でもいいわけではなく、住宅として今後、発展をし続ける地域にだけ集中して、価格が上昇していると思われます。

勝ち組と負け組の不動産が明確になりつつある、、といったところです。

その中で、燃料、資材などが高騰し、水道光熱費の増加、建築費の増加など現在、購入者の収入が増えない中、購入希望者が少なくなってきています。

価格上昇も頭打ちか?といったところです。今後どうなるのでしょうか?

その中で、インフレーションとして、収入が増えていくのであれば、今後も土地の価格が上昇していくとのではないでしょうか?

もし、これが、スタグフレーションで収入が増えていかない場合、土地の価格は・・・・・下落していくのではと考えています。

 

 

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